伊豆ジオ探訪第③回は「滝山不動の滝」です。予想以上に水量が多く、こんな滝があったんだと驚きました。
入口から滝までさほど遠くはありませんが、途中から山道になって傾斜がきつい場所もあります。歩きやすい恰好で行くことをおすすめします。
↓道の途中、こんな巨岩がありました。※アートな巨岩とは別です笑
奥の院が左手に見えまして、お目当ての滝に到着です。
高さ18mの滝ですが、大変近い距離から眺められ迫力満点でした。
↓鎌倉時代の僧・文覚が隠れたとされる洞窟
- 今日の一枚 -
この巨岩は何に見えますでしょうか。僕は女性の横顔に見えました。まつ毛の長い女性が目をつむりうつむいています。これぞ自然のアートです。
ジオメモ
滝山不動の滝は、多賀火山の端に位置する滝です。
多賀火山は80~30万年前ごろまで噴火を繰り返していた火山といわれています。山体の東側(海側)の大半は時を経て浸食され、かつての姿はありません。多賀火山は標高1000mを超えていたともいわれています。
熱海市の多賀付近がこの火山の中心と考えられ、「多賀火山」の名がついています。
滝山不動の滝を眺めながら、多賀~韮山に広がる大きな火山の姿を想像できます。