伊豆半島最高峰・天城山(標高1,406m)の標高1,170m付近に八丁池があります。かつては冬期に湖面が厚く凍結したため、天然のスケートリンクとして利用されていたそうです。
今回は雪が積もっているのではと期待しての山登りでしたが、八丁池にたどり着くまでほぼ雪なしでした。せめて八丁池が凍結していてくれて助かりました。
氷の下で小さな気泡が漂ってました。
以下は、八丁池への行き帰りで撮った写真です。行きは急斜面がしんどくて、ほとんど撮ってません笑
ヒメシャラたちが密集して生えております。
表面だけ薄く凍って、下は空洞でした。不思議な現象です。
約80~20万年前に噴火を繰り返した天城火山。
天城山の上にある八丁池は火口湖と呼ばれていましたが、天城山の斜面にできた活断層のずれによって谷の最奥部に窪地ができ、そこに水がたまったってできた断層湖であることがわかってきました。
池の周囲の天城火山の緩斜面にはブナやヒメシャラをはじめとする原生林が広がり、散策を楽しむことができます。
ウェブサイト「伊豆半島ジオパーク」-八丁池