1957年にオープンし2019年9月に閉園した「波勝崎苑」が、2020年5月に「波勝崎モンキーベイ」として再オープンしました。経営を引き継いだのは河津町で「iZoo」や「KawaZoo」を運営する有限会社レップジャパンさんです。
野生のサルたちは東日本最大級130頭の群れをなし、波勝崎周辺には約300頭のニホンザルが生息しているとのこと。
2019年に閉園後、2020年3月までは町から餌の補助金が出ていたそうです。このままでは餌付けされてきたサルたちが路頭に迷い、餌を求めて地域の田畑を荒らしてしまう状況になっていたかもしれません。そんなピンチを乗り越え、波勝崎モンキーベイがオープンしたのですね。
この地域は国立公園の第一種特別地域に指定されており、園地事業というかたちで特別許可されている地域だそう。そのため規制が厳しく、老朽化した施設を壊して新しく建てることはできない状況です。老朽化した施設を直すのは、施設を壊して新しく建て直すよりよほどお金がかかるとのこと。波勝崎モンキーベイの再生には、いろいろな事情があるようで、伊豆民としては応援したい気持ちです。
↓YouTube動画「波勝崎モンキーベイ再生に向けて」
波勝崎モンキーベイの公式ウェブサイト → 「東日本最大級のニホンザルに会える!波勝崎モンキーベイ」